家族やお友達とできる英語を使ったゲームを紹介しています。

えいごあそび


小学生英語活動の動向

宮崎大学教授 影浦 攻



英語活動の広がり
平成14年度から実施される学習指導要領において、「総合的な学習の時間」が導入される。この時間でとりわけ話題になるのが、「国際理解」である。「国際理解」の活動として、地域の外国人と直接的に交流する「国際交流活動」や様々な話題について子どもたちが調査したり発表したりする「調べ活動」や易しい英語に親しむ「英語活動」がある。

平成11年11月現在で、何らかの形で英語活動に取り組んでいる学校の数は、全国の諸学校の約20%に及ぶ。これまで英語活動に取り組んできた学校は、各都道府県に1校という「点」であったのが、現在では、多くの市町村が管内のすべての小学校で英語活動を実施するなど、英語活動が「面」へと広がりをみせつつある。このことは、教師や保護者や地域の人々や日本社会の熱い期待の表れであるといえる。

「英語活動」のねらいと内容と方法
英語活動のねらいは、21世紀を生きて行く子どもが、国際社会の中で主体的に生きていくための国際感覚と易しい英語を使って意思疎通を図ることのできる実践的コミュニケーション能力を育成するものである。

英語活動の内容として、「したい」「言いたい」という子どものニーズを大切にし、子どもの生活に密着した易しい英語を取り上げている。指導方法として、音声を中心にして、遊び心たっぷりの歌・チャンツ・ゲーム・クイズ・ごっこ遊び・読み聞かせ等の活動を通して、子どもがいつの間にか英語に慣れ親しんでいけるようにしている。

「英語活動」への期待と課題
英語活動は、我が国の英語教育を大きく改善する可能性をもっている。子どもが、国際社会の中で、国際感覚を身につけ、外国人とものおじすることなく、英語を使って意思疎通を図ることができるようになることが期待される。また、これからの課題として、教師の英語や英語学習に対する意識の変革と教員研修の充実と小中学校の連携がある。